生きる事に興味が持てない自分にとって、誰かが亡くなったという話を聞いても、私の感情は、悲しみ、切なさよりも、羨ましさの方が勝ってしまう。自分も早く消えてしまいたいと。そんなことを口に出しては、場の空気が悪くなるし、誰の共感も得られないので、悲しそうな表情と、追悼の言葉を述べるようにはしている。
自分の誕生日を祝って欲しくないし、人の誕生日も祝いたいとも思わず、ただただ面倒に感じてしまう。
人として間違っているとは思うが、そう思ってしまう感情は止められない。
喜怒哀楽が乏しいこと。それを個性だとは片付けられない。世間とかけ離れたこの感覚では、あまりにも社会生活を送りづらい。
今まで何とか周囲に合わせてきたがが、それが以前に比べて難しくなってきている。