マスク着用は個人の判断に任せる等、コロナによる制限が緩和されてきている。コロナ禍で休止となっていた会合、飲み会、総会等も再開されることが増えてきた。
コロナを隠れ蓑に不参加を正当化できていた時期が私にとってはありがたかったが、またツラい日々が戻ってきてしまう。制限が解除になることが、世の中にとって必要なこと、多くの人にとって喜ばしいことは充分に承知している。
「何て消極的な!甘えた事を言ってやがる!!この未熟野郎!!!」と自分で自分を叱咤する気持ちもあるが、人と会うのが怖い、ツラい、めんどくさい気持ちの方が、どうしても勝ってしまう。
昨夜は友達から誘いがあり、2時間程居酒屋で飲んだ。会話上手で優しい友人なので、私はぎこちない相づちを打つだけで、2時間を消費ことができた。しかし、あまり話さない相手だと、場が持たずに冷や汗が出てしまう。
他者に興味を持てない今の私にとって、人と会うこと、人と時間を過ごすことは修行に近い。誘ってくれた優しい友人に感謝はするも、気乗りはしないという、相反する気持ち。誘われなくなったら、終わりだということは分かっている。人と会うのは好きではないが、コミニケーション能力を鍛えなくてはと、何とか場に顔を出した。
来週以降も、出席すべき会合がある。しかし恐らく、場の空気を読めずに、ぎこちない笑いを浮かべ、トンチンカンな発言をしてしまうイメージが浮かんでしまう。一生懸命聞こうと努力はしている。ふざけているつもりはない。懸命に人の話を聞こうと思っても、頭に入ってこないのだ。
深呼吸、マインドフルネス、アフォメーション。いつか、効果は現れるのであろうか。
「現実逃避して眠ることが一番安らぐ」…というような今の状態から抜け出したい。